育った街があり大切な人がいるから

大阪で育ち東京にお住まいの新郎と秋田で生まれ育った新婦。
「せっかくきてもらえたのだから心から楽しんでもらいたい」そして「自分たちを育んだ街をお互いのゲストに感じてもらいたい」というおふたりの想いがあふれる結婚式になりました。

季節は軽やかな春。なので結婚式のテーマも花々が咲き誇る「春」。
通路に桜の枝をあしらったり、ニュアンスピンクで会場を彩ったり…カラードレスやブーケもペールピンクで揃えました。春らんまんのウェルカムボードは新婦のお母さまの手作り。新居に飾ってあるそうです。

挙式は秋田杉のチャペルで。「秋田」を感じる空間をとても気に入ったので！と新郎。
お互いの両親や、姪御さんにもお手伝いしてもらって、心温まる美しいキリスト教式でした。

実は挙式前に、新郎から新婦へサプライズでお手紙が！　「これがこの日で一番緊張しました」とのこと。

おふたりで用意されたパステルカラーのフラワーシャワーを浴びたら、楽しいアフターセレモニー。
新婦がブーケトスなら、新郎はなんとお手製のゴムパッチン！

ウェルカムドリンクに合わせて振る舞ったのは、「大阪」度満点のたこ焼きです。
ここは新郎が慣れた手つきで次々に作り、新婦がゲストへ手渡し。
「(秋田なのに)たこ焼きセットまで用意してもらえるなんて」とおふたりもびっくりされていました。

披露宴にも「秋田」「大阪」らしさやご友人を想う気持ちがいっぱい。
春色のメッセージでお出迎えをした後は、秋田の地酒ビュッフェ。お料理には秋田の食材がふんだんに使われていました。おふたりのファーストバイトの後はサンクスバイト。巨大フォークの登場に会場は大ウケ!

おふたりの中座の間は、大阪のラジオDJである新郎お姉さまによる、ゲストからのエピソード披露コーナー。
実は、受付の際におふたりとのエピソードを書いて専用BOXに投函していただいたのです。一番おもしろかったエピソードには、この後、おふたりからプレゼントが！

お色直しの後、春の妖精のようにふわりと現れた新婦を、ピンクのベストでペアコーディネートした新郎が優しくエスコート。

パーティ終盤にはナマハゲも登場！突然のことに驚いていたゲストもすぐに盛り上がりました。

おひらきのプチギフトにもお互いの地元の銘菓を。
最後の最後まで、「来てくれた人に楽しんでもらいたい」「お互いの育った場所を知ってほしい」という気持ちにあふれた結婚式になりました。

「準備は大変だったけどやりたいことはやりきった」とおっしゃるおふたり。

挙式やスピーチ、サンクスバイトやエピソード紹介でご家族や、さまざまなご友人にスポットが当たり、おふたりや皆さまの飾らない笑顔が印象的でした。

「何かやりたいことがあったら、絶対にプランナーさんに相談して！実現するためにがんばってくれるし、もし不可能なことでも別の提案をちゃんとしてくれるから」とこれからの新郎新婦にメッセージ。

「秋田」らしさ「大阪」らしさ、なにより「おふたり」らしさでいっぱいの結婚式でした。