ふたりだけではなく、みんなの結婚式

何かに気がねすることなく、背伸びせずにありのままで過ごせる結婚式。
来てくれたゲストみんなにスポットライトがあたるように、みんなで創りあげる結婚式となるように。
演出やインタビューの取り入れ方を工夫しました。

まずは家族でのひと時を。おふたりだけで行うファーストミートも魅力的でしたが、その後にご両親にもチャペルに来てもらってファミリーミート。少し緊張されたようですが、ご両親の嬉しそうなお顔がおふたりにとって何よりものプレゼントです。

挙式は厳粛な雰囲気で行いたかったおふたりが選んだのはチャペル式。
式の冒頭に、新郎はお母さまからジャケットを着せてもらい、お父さまとは自然と固い握手を交わします。
新婦はお父さまと一緒に入場すると、お母さまの手でベールをおろしてもらいます。

みんなの前で、ご両親の近くでの誓いのキスは少し気恥ずかしいので、ほっぺに。
でも実はチャペルから退場した時にもキスを。扉がふたりの姿を隠します。これにはゲストからも歓声が。

グリーンウォールに飾られたドリンクを手に、披露パーティへ。
おふたり手作りのオープニングムービーがお出迎えをし、その場を盛り上げます。
2階から登場したおふたりは、ゲストの笑顔を目にして「こんなにたくさんの方が本当に来てくれた！」と胸がいっぱいになったそう。

上司たちからの祝辞、先輩による「乾杯」の発声の後、サプライズインタビューも。
学生時代のご友人、赤ちゃんの頃からよく見知っているお父さまのご友人、職場の方など数人織り交ぜて、色々な人にスポットライトが当たるようにしました。
突然のことに困るゲストがでないよう、司会者がおふたりに関する質問を投げかけます。

その後も数々のゲスト参加型の演出を取り入れました。
中座の際にエスコートを親友にお願いしたり、中学時代の友人たちによる余興を新郎も参加して楽しんだり。当日来られなかった方からのメッセージビデオもありました。
新郎は3兄弟そろって幼少期以来の写真撮影も。これにはご両親も大喜びです。

自分たちだけではなく、ゲストも注目されて、楽しめるように。
挙式で使用することが多いサンドセレモニーをすべてゲストにお任せしたり、ウエディングケーキとそのカットの時間をつくらずゲストとの時間を設けたり。
おふたりの席もゲストとの距離が近いという理由でソファ席にしました。

ご家族ご親族、職場の皆さま、ご友人がごく自然なカタチで参加してもらえる結婚式に。

「いい結婚式だったね」終わった後にもそう思い返せる時間になりました、とおふたり。
将来、こどもたちと一緒に写真や動画を見ながら想い出を語る日も来ることと思います。
そんな素敵な未来がおふたりの前に広がっています。